入眠の壁を乗り越えよう!

睡眠中の脳の働きを知ることはよい眠りの意味を理解するうえでとても大切なポイントです。眠るということはたんに休息することではなく、心が自由になることでもあるのです。


眠りがもたらす心身の変化


覚醒している時と眠りに入る時では脳の状態に変化がおこります。

入眠時には脳波が単純化してアルファ波を示す時間帯がかならずあります。このとき眼球運動や顎の噛みしめなどの意図しない運動が頻繁に起こります。

覚醒時には抑えられている身体器官の不随意運動があらわれてくるのです。夢を見るのもこの時間帯です。日ごろは抑えられている情動や脳の興奮が意識の表にあらわれてきます。

眠りイラスト01


脳が休むとはどういうことか?


夢を見ると、間近の日常生活の出来事であったり、心配事であったり、とても楽しい出来事を思い起こすこともあります。時間や場所が無軌道に移り変わってゆき、自分が行ったこともない国を旅していたり、懐かしい人に遭遇したり、時にはおそろしい人に追いかけられるということもあります。

夢の体験は個人的なもので、その意味を他人が特定することに科学的な根拠はありません。ただわたしたちの脳が自分自身で意識している以上に多くの情報をため込んでいることは間違いのない事実です。ここに、よく考えておくべきことがあります。

脳はたとえば肉体的な疲労と違い、ジッとしていれば休息が取れるものではありません。眠りに入ろうとして夢を見たり、日ごろは抑圧されていた心配や気がかりなどが呼び覚まされて、じっとしていられないといったことが起こります。

座禅を組んだことのある方なら経験があるかもしれませんが、「心を無にしてください」といわれて5秒ですら心を無にすることがむずかしいのが現実です。

睡眠によって得たいものは脳の休息ですが、これはただじっとなにも考えずに静かにしていることではありません。よく眠ったという充実感、気持ちがすっきりして、幸福感を感ずるためには、生まれ変わったような気分転換が起こることが重要なのです。


気分転換が起こるための睡眠


脳の疲労と休息についても考え方を変える必要あります。脳が疲労するという事は気分転換が出来なくなることです。気分転換ができる柔軟性を取り戻すことが睡眠の大きな目的のひとつなのです。

たとえば抑鬱(よくうつ)状態とは、自分が気になっていることからどうやっても心が離れない状態、そのことが頭に浮かんできてしまう状態です。これが脳にとっては一番辛いときです。

もちろんある出来事が心に刻まれるにはなにか現実的な理由があります。その理由そのものを取り除くことはわたしたちにはできません。

しかし、よく眠るためにはそのことから自由になって、心のやわらかさを取り戻すことも必要です。

手技療法で関節や筋肉のコリ、緊張に働きかけ、日ごろは固まったままの節々の関節の柔軟性を回復することは、脳のなかに大量の情報が流れ込んでくることになります。

心地よい感じ、リラックスした気持ちは、大脳基底核や辺縁系などで働くさまざまな神経伝達物質を活性化して、脳のスイッチングを促す作用があります。

たんに身体のこりがほぐれることよりも、リラックスしてよい眠りに落ち、脳のなかの情報の流れに変化が起きることが手技療法の持つ大きな効用でもあるのです。

【リンク】眠りとお通じの整体院」   電話:06-6788-0245(完全予約制)  近鉄奈良線「八戸ノ里駅」 徒歩3分    アクセス 地図   営業時間/料金